TAKAZAWA から旬な情報を皆様のもとへ・・・
2006.07.14
フォトグラファー。写真を撮るひと。
小林伸幸さん。
先日のニュースでお知らせした『アロニアToiletギャラリー計画』の小林伸幸さん。
初めてお会いしたのはワイナリーの葡萄収穫風景を撮影するという雑誌のお仕事の場で、そこは八ヶ岳でした。それ以降、公私共に親しくさせて頂いて、2月には山梨への‘ワイナリーツアー’へフォトグラファーとしてご同行頂き、写真をたくさん撮ってもらいました。
名付けて『生産者を訪ねる旅』です。
小林さんが切り取る‘瞬間’はピンとした、凛とした、空気があって。
でもその少し張り詰めた中に、そこにある人やモノの温かさがじんわり、ほんわりある。そんなとてもとても素敵な写真なのです。
「フォトグラファーだから撮れて当たり前」と思ってはいけない、
そこには小林さんだからこそ切り取れる、時間の‘コマ’があるんですね、きっと。
そんな小林伸幸さんを『生産者を訪ねる旅』を皆様に伝える前に、紹介したいと思います。
■小林 伸幸■コバヤシ ノブユキ
1970年 埼玉県生まれ
1991年、東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)卒業後、出版/編集関連プロダクションでのカメラマンを経て、1993年独立、フリーランスとなる。
広告/雑誌等で主に「人物全般」「料理」「車」を対象とした撮影に携わる。
1998年、作品の更なる完成を求め、日本を離れアメリカ/ユーラシアへ。
2001年、N.Y.にてプラチナ/パラディウム、アルビュメン等のオルタナティブプリント技法を学び、その年の暮れに4年ぶりの帰国。カラー作品である「人物」ものと平行して、古典技法によるファインアーツプリントの制作に勤しんでいる。
小林さんの作品展、実はアロニアスタッフが一番楽しみにしていたりします。
小林さんの写真を飾ったギャラリーToilet をお客様が見る、何かを感じる、
そんな‘瞬間’も大事に見守れればと思っています。
小林さん、今後ともどうぞよろしくお願いします。
(『生産者を訪ねる旅』は夏ごろにお届けできればとおもっています・・・)